運命線 見方|起点位置で与えられるパワーを、終点位置で達成する世界を示す
手相家の小鳥遊です(・ω・)
西洋手相術では線を読むときにその起点と終点の位置をとても重要視しますヨ。
すっごくざっくり言っちゃうと、とくに3大メジャー線(生命線・頭脳線・感情線)以外の縦に伸びる線は起点位置で与えられるパワーを、終点位置で達成する世界を示しています。
そのことを書いた記事がこちらです。
今回は一般定義にのっとって、中指の土星丘に向かう『運命線』について、起点位置でどんなパワーを得られるのかをおさらいもかねてプチ解説しますね。
君の運命に与えられたパワー
①生命線の起点を起点、もしくは第1火星丘(自己の力(能動性))を起点とする
別名『千金紋』とも呼ばれていますよ。
現状が孤立無援でどんなに貧しくとも、その歩みは莫大な価値を持つと言われる吉相の1つ。生命線を起点とする『体を張った努力』と木星丘の『野心・権力・希望』のエネルギーを得る運命線。
なお、火星丘から出ていても同様のパワフルな性質を持つ運命線です。
この線については別記事でも解説しています。
②生命線(体を張った努力)を起点とする
生命線を起点とする『体を張った努力』で運を開く。結婚(親からの独立)、出産、開業もこの形で出ることが多いです。
③金星丘(家族の力)内を起点とする。
家族や親せきの支援を受けて運を開く。二代目、三代目といった継承的なパワーもここ発。
④火星平原(自己の力)を起点
自己の力で運を開く。特に強運の人が多い。これは火星平原エリアが指先から流れてくる惑星のパワーと、地丘方面からのご先祖様のパワーの合流地であるため。
⑤頭脳線(知的パワー)を起点
頭脳線を出発する場合は自身のアイディアや特殊技能によって運を開くパワーを得ます。弁護士・ 弁理士 ・司法書士etcといった士業や、医師や教師・教授という職に就く人も特殊技能にあたります。
また、流年的要素として30代中ごろから社会で頭角を現していく、信心深い直観の優れている人も同様の相になります。方庭ゾーンは一種霊的要素があります。(神秘十字等も類似)
⑥月丘(他人の力)を起点
別名『人気運命線』とも呼ばれ、他人の援助や大衆の人気や支援を受けて運を切り開く人です。
⑦第2火星丘(自己の力(受動的))を起点
本人の努力の積み重ねによって運を切り開く人です。経済的な成功運が特に強い(経由する水星丘と太陽丘エリアの影響)のも特徴。
実際の運命線はこまかく切れていたり蛇行したり、くせ者が多いのです。
それでもどんなエリアからでてるのかな、ということを考えると、与えられたパワーを知ることができ、その運命線が示す運命の流れの特徴を知ることができますヨ。
(・ω・)ネ!
記事)小鳥遊-たかなし-