出会い 手相へのあらわれ方
手相家の小鳥遊です(・ω・)本日の手相講座です。
運命線にはその人にとっての運命の人との出会いを予告することがあります。
とはいえ運命の人だからと言って、
即『(*’ω’*)きゃ~💕』
というわけではないのですが。
恋人や親友、ビジネスパートナーやご自身のお子様、昨今ではペットとの出会いといったいわゆる良縁が刻まれてることもあれば、パワハラ上司や教師、モラハラパートナー等、いわゆる悪縁も刻まれることもあります。
いずれにせよ、その相手との出会いによって、あなたの価値観や生活環境が大きく変わり、その後の人生に影響を及ぼす場合に、刻まれているようです。
そういう意味での『運命の人』なわけです。
ぬか喜びごめんな感じですが、見分け方も併せて解説していきますネ。
(・ω・)奥が深いネ。
影響線で観る出会いを示す相
運命線に下方から合流する線は、その人に影響を与える人物との出会いを主に表します。
これを『影響線』と呼びますヨ。
月丘からの影響線
図1の場合は月丘からの影響線が合流しているので、他人である影響者との出会いです。
掌のエネルギー(西洋手相術)でも説明したように月丘は『他者の力』を持っているからですね。
多くの場合、恋人や婚約者で一緒の運命を歩むことを示します。
合流地点は一緒に運を共にしようと確信した時点を示します。
この図1だと25歳ぐらいの位置になります。
運命を共にしようと本人が確信した時点ですから、必ずしも結婚の年とは限りません。
同棲や婚約の場合、仕事上の共同経営者や援助者も同様に出ることがありますから。
別離を示す『影響線』
図2のように一度合流した『影響線』が運命線を通過する場合は、影響を与えた人物との別離を表します。
通過する年が別離の年になります。
この図2だと21歳ぐらいの位置になります。
だいたいが相手の裏切りによって終わる場合が多いです。
通過後、運命線に影響がない場合は本人の立ち直りは早く、細く蛇行するような場合や消え入る場合はその後の人生にも影を落とすと読みます。
気持ちが覚めるのを示す『影響線』
図3のように運命線の手前でストップしている場合も、別離を表します。
この場合は気持ちが覚めてしまって終わる場合が多いです。
この図2だと21歳ぐらいの位置になります。
未来の状況であれば変化することもありますので、これは過去の状況の場合に読みます。
身内の人を介した『影響線』遺産相続の場合も
図4のように金星丘側付近から影響線が出ている場合は、身内の人からの紹介で影響のある人と出会い、運命を共にします。
掌のエネルギー(西洋手相術)でも説明したように金星丘は『家族の力』を持っているからです。
紹介された人が他人であっても、そこに家族(親戚を含む大きな意味での家族)の力が介入するからですね。
この図4の場合は23歳ぐらいの位置です。
通過する場合、手前でストップする場合は上記図2・図3と同様の解釈をしますヨ。
なお、稀にですが、身内からの大きな影響を受けるという意味で、遺産相続等の支援をうける場合もこのような形で影響線が出ます。
運気低迷の影響線
影響線がその人にどのような影響を与えるかは、合流後の運命線の様子で読み取ります。
図5のように23歳で影響線が流れ込んだ後、運命線が勢いをなくし蛇行したりする場合は、
・その人の社会生活への支障
・仕事上のスランプ
・大きな損失
といった運気低迷と読みます。
『玉の輿』の結婚とかを示す影響線
図6のように28歳で影響線が流れ込んだあと、運命線が分岐して
・太陽線(薬指方面に向かう。成功・金運etc)
・水星線(小指方面に向かう。財運・子孫etc)
と縦線のいずれかが両方が出る場合は名誉や財を得る相で俗にいう『玉の輿』の結婚を意味することが多いです。
分岐線は短くてもOK。
社会生活を変化させる影響線(専業主婦・主夫もこれ)
図7のように30歳で影響線が流れ込んだ後、運命線がストップしてしまうのは、その影響者の出現でこの人の運命そのものを変化させてしまうと読みます。
例えば結婚後家庭に入って専業主婦・主夫になることが、この人にとって社会的な生活に終了を意味する場合などは、こうした出方をします。(⇒本人の価値観なので)
悲劇的な『障害線』と『影響線』
上記図7と同じように30歳で影響線が流れ込んだ後、運命線がストップしてしまう場合で、行く手を阻むように横線が横切っている図7αのような場合は悲劇的な要素が濃くなります。
このような横線は『障害線』と呼びます。
たとえば、周囲の反対や干渉、予期せぬ事故がこの人だけでなく、その影響者も巻き込んで社会的な活動を停止させるに至ります。
このような場合でも、周囲との平和的な交渉や関係改善、注意力ある生活のアドバイスを聞き入れ、事態を回避させることが可能です。
頭脳線がすらりと伸びやかで美しく破れのない場合は、より顕著に改善しやすいと言えます。
(⇒手相のうち、運命線は価値観が変わるとわりと早くに変化を見せる線ですから、これ以外の凶相であっても本人の気づき次第でいくらでも改善できます。気づいてもらうために表面に現れていますからネ!)
『影響線』に『島紋』は試練とステージアップその1。不倫等もこれ
図8は合流してくる影響線に『島紋』がある場合はその影響者自身にエネルギーの滞りがあると読めます。
影響者が金銭面や健康面に問題がある、またはその人自身が配偶者を持っていた場合(不倫関係)等。
この場合の直接的な影響状態はその後の運命線で読むのですが、運命線に大きく影響がみられない場合は、その障害と思われることがバネとなってこの人の人生を大きくステージアップさせる可能性が高いです。
影響を受けて、この人の運命線が勢いを失い、蛇行を見せるのであれば、受け止め手(本人)の力不足となって相手のエネルギーに振り回される可能性が高いと読めます。
線上に丸く目のようにできる紋を『島紋』と呼びます
・島が正円に近づけば近づくほどエネルギーの留まりはきつくなる。
・ただし、この留まる時期を抜け、そのエネルギーの方向性を見出せると運が開ける
・その場合は大抵、問題となった事態にこそ開運の鍵があります。大きく羽ばたく前に一度後ろに下がり、踏み込むためにしゃがむような様子で、実は吉相に変わる種とも言えるのです。
『影響線』に『島紋』は試練とステージアップその2。周囲の反対を受ける場合等。
図9は影響線が合流した後、運命線に島紋ができている場合です。
これは影響者と一緒にいることによって周囲の反対や妨害にあう等で本人のエネルギーが行き場を失って思い通りにならない状況を示します。
ですが続く運命線に大きく影響がみられない場合はこれをきっかけにその人の人生をステージアップさせる可能性が高い相。影響を受けて、この人の運命線が勢いを失い、蛇行を見せるのであれば、本人が自暴自棄になったりして衰運を招く状態と言えます。
繰り返しになりますが、運命線は価値観が変わるとわりと早くに変化を見せる線ですから、自暴自棄にならず、発生した事象に対して逃げずに丁寧に対峙することで小難として切り抜けることはいくらでも可能です。
サポート線
図1のように運命線と2mm程度離れて平行して線が入ることがあります。これは『サポート線』と呼びます。
先生によったら『姉妹線』という呼び方をされている場合もあります。
サポート線が入っている期間は理解者や有力者の援助を受けて、その人の暮らしをサポートしてくれるというものです。
仕事面でのパートナーであったり、恋人であったり、親友であったりと様々です。
平行している期間が、特にその本人が強くサポートされていると感じている期間となります。
図1であれば、30歳から36歳の期間となります。
いやぁ、ちょっとお腹いっぱいな感じになりました。
人生は色々あってこそなのですね。
(・ω・)ネ!
記事)小鳥遊-たかなし-