感情線 切れてる場合は悲しみを語る
手相家の小鳥遊です(・ω・)本日の手相講座です。
感情線がフツッと切れている方が時折いらっしゃいます。
これを『破れ』と呼びます。
本来続いてたであろう線が引き裂かれて破れた様子を表すからですね。
そのような場合は大抵は愛情関係の失望(トラウマ)を示すことが多いのです。
愛情関係は恋愛に留まらず、親子関係、大切に飼っているペットとの関係、友人関係にも及びます。
悲しすぎて感じる心が引き裂かれた様子なのかもしれませんね。
西洋手相術では、その感情線の破れている場所で、その原因を探る手法があります。
今回は代表的な3か所について解説しますヨ。
それぞれ隣接する星の性質を考慮しつつ読んでいきます。
星の持つ性質ってなんやねん?
って方は先にこの記事を。
そしてこの記事を読むとさらに面白いかも。
(・ω・)ウン
①小指の下あたりの破れ(水星丘の下)
①の部分に注目です。
感情線は小指側から親指側に向かって伸びていく線で、小指側のほうが幼い時期を表します。
なので小指下という位置的には幼少年期でもあるので、親子関係による場合は愛情関係の失望の場合はこのエリアに出ることが多いわけです。
親からの虐待によるトラウマ、親の離婚による片親との別れのショック等など。
あと、時期的なものでなく恋愛関係や友人関係で出る場合もあります。
この場合は、自身の言葉足らずな行動もしくは失言等で関係が終わってしまう場合に出やすいと言われています。
この意味は水星丘は「コミュニケーション」の力を持っています。
その力が欠けてしまって破れていると読むのですね。
②薬指の下あたりの破れ(木星丘の下)
②の部分に注目です。
この場合は自身の表現不足が、相手には身勝手とうつり関係が終わってしまう場合に出やすいと一般の手相書に書かれていたりします。
これは太陽丘の持つ『自分の魅力の発現力』が欠けてしまって、破れていると。
ただ、実際鑑定していると、『いやいや、それは相手がちょっとキツイ(相手がⅮⅤをとか、ギャンブルで借金をとか)』という場合。
最愛の人を不慮の事故で亡くしてしまったという突然訪れる死別の場合。
なので、一概に自身の表現不足が、、、、ということよりも、『自分の魅力の発現力』が欠けるほどの環境に置かれてしまったということでしょう。
太陽の輝きも失う程のショックな出来事で別れを迎えた場合に、このような破れになるのかもと小鳥遊は考えています。
③中指の下あたりの破れ(土星丘の下)
③の部分に注目です。
これは運命的事情によって関係が終わってしまう悲運の相です。
上記の②のような突発的な別れというよりも、家の事情で別れなければならない、仕事上の理由で別れなければならない、宗教上の理由で別れなければならない、というものです。
本人たちの心は繋がったまま、離れ離れにならなければならないようなときに、このように破れます。
これは土星丘が『人生の課題』をつきつけてくるエリアでもあり、そうした関係性を持つことが今世の課題であるというように読みます。
いずれの場合も・・・・
いずれの場合も、非常にデリケートな場合がほとんどですので、相手が望まない限りは深追いせず、
ほかの占断に事情を考慮する(心にとどめておく)ことを老婆心ながら付け加えておきますヨ。
(・ω・)オネガイシマスネ
記事)小鳥遊-たかなし-