運命線が描く可能性の地図

運命線が描く可能性の地図

少しでも手相を勉強した人であれば『運命線とは中指に向かう縦の線』的な定義を聞いたことがあるかもしれません。また『人差し指に向かうのはリーダー線(向上線 or 希望線)』『薬指に向かうのは太陽線』『小指に向かうのは水星線(起業線 or 財運線)』等々、いろんな定義を聞いたことがあるかもしれませんが、検定試験を受けるわけではないので、ここではそうした定義を一旦忘れてください。

『中指と薬指の中間に向かうならなんていう線なんだ!』とかいう悩みに時間を費やすこともないです。

このミニミニ講座においては、線の名前を知るのが目的ではなく、あなたの掌の星読みで歩む道を読むのが目的ですので、手首側から指先に向かう縦or少し斜めの線をすべて『運命線』としてお話を勧めますね。

手相の見方ー掌の9つの丘の解説

手相の見方ー掌の中の星の配置

運命線の開始位置で得られるパワーを観る

運命線が始まる位置で得られるパワーが異なってきます。
星エリアであれば星特有のエネルギーからのパワーが得られますし、メジャーラインと言われる4つの線『生命線』『頭脳線』『感情線』『運命線』開始であればそれぞれの線のエネルギーからのパワーが得られます。

まずは星エリアで観ましょう。

月丘開始は『他人の力』

手相の見方ー月丘から出発する運命線

手相の見方ー月丘エリア開始の運命線

月エリアから線が伸びている人は月が持つ『他人の力』をパワーとして得られます。人から援助される(パトロン的なもの含む)、人からの人気を得る、インフルエンサーになるといった他者が大きくかかわってくることで運を得る人です。

地丘(冥府)エリア開始は『ご先祖様の力』

手相の見方ー地丘(冥府)エリア開始の運命線

手相の見方ー地丘(冥府)エリア開始の運命線

手首に近ければ近いほど『ご先祖様の力』をパワーとして得られるのですが、よほど信心深いわけでないとこれが『自分の努力の賜物』と勘違いしてしまいます。また、この位置から運命線が伸びている人は幼少期から過酷な環境にある人が多く(そのために御加護も強いという考えもあります)苦労がその人の頑固さを築く部分があります。でもその分優しい人も多いです。振り返るとよほど強運であるということがわかるのですが、それをご先祖様の加護と謙虚になればより一層パワーを得ることができます。

金星丘開始は『家族の力』

手相の見方ー金星丘エリア開始の運命線

手相の見方ー金星丘エリア開始の運命線

金星エリアから線が伸びている人は金星が持つ『家族の力』をパワーとして得られます。二代目三代目と稼業を継ぐようなこともありますし、戸籍上の家族ではなく、家元制度等で代々続いている事業を受け継ぐ場合も、ここのパワーを使うことが多いです。
遺産相続で大金を得るような場合もこのエリアから出発することが多いです。

火星丘開始は自己の本来持つパワー

手相の見方ー火星丘エリア開始の運命線

手相の見方ー火星丘エリア開始の運命線

火星エリアから伸びている人はその人が本来もつ天性のパワーで勝負です。第一火星丘エリアに近ければ近いほど『突破力、攻撃力、支配力』というガンガン責める方向のパワーが強く、第二火星エリアに近ければ近いほど『忍耐、正義(体制への抵抗)、ルール厳守』という律するパワーが強くなる傾向になります。

木星・土星・太陽・水星開始はその星自身のパワーを強化

感情線より上から開始される線はそれぞれの星自身の運気を強化します。

手相の見方ー木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘エリア開始の運命線

手相の見方ー木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘エリア開始の運命線

木星丘

指導、支配パワー強化。引き立てられる運気UP

土星丘

自分の課題解消力強化。それが仕事であれ趣味であれライフワーク的なもので自己実現していく運気UP

太陽丘

自身の魅力・表現力の強化。社会的評価を得やすくなる運気UP

水星丘

コミュニケーション力の強化。事業運UP、財運UP

次にメジャーライン出発の場合で観ましょう。

生命線出発は自己の努力パワー

手相の見方ー生命線開始の運命線

手相の見方ー生命線開始の運命線

生命線出発する場合は大変な努力をもって自分で運を開いていきます。そしてそれは『体を張って』がんばるものが多いのです。
資格を必要とするために大変な勉強をする、自分であちこち奔走して新しく会社設立をする、スポーツ(肉体を使う)で名を上げる、出産する(肉体を使う)・・・等、いわゆる生命を注ぐ努力を要して成し遂げるパワーと言えます。

頭脳線出発は知的パワー

手相の見方ー頭脳線開始の運命線

手相の見方ー頭脳線開始の運命線

頭脳線を出発する場合は自身のアイディアや特殊技能によって運を開くパワーを得ます。弁護士 · 弁理士 · 司法書士 · 行政書士 · 税理士 · 社会保険労務士 · 土地家屋調査士 · 海事代理士・・・といった士業といわれるものや、医師や教師・教授という職に就く人も特殊技能にあたります。

運命線出発は天からのパワー(=分岐する運命線)

手相の見方ー運命線開始の運命線

手相の見方ー運命線開始の運命線。※運命線の長さや開始位置とかは例にすぎません

運命線出発は天からのパワーを得ることによってさらに運を開きます。まさに開運中の開運で、天が味方する、運に乗るということです。運に乗ることによってそこから関連して新たな世界が構築されていきます。

※感情線出発は上記木星・土星・太陽・水星開始を参考にしてください。

運命線の向かう先の星で現実化される可能性の世界を観る

次にそれがどのような世界をあなたの人生にもたらすのか、というのを向かう指先の下の星(『木星』『土星』『太陽』『水星』)によって観ていきます。右端の青い上下矢印にあるように指先にいくほど現実化・物質化されていくエネルギーが強くなってきます。

手相の見方ー掌の9つの丘の解説

手相の見方ー掌の中の星の配置

ちなみに、生命線は親指上から手首方向に向かうと読みます、現実の世界に誕生し、精神性を高めてあの世に帰っていくという感じでしょうか。

手相の見方ー運命線と生命線の気の流れ

手相の見方ー運命線と生命線の気の流れ

なお、全ての運命線が指先の星(『木星』『土星』『太陽』『水星』)まで到達しているとは限りません。
その場合は、延長線上にある星を観ます。

手相の見方ー短い運命線の見方

手相の見方ー短い運命線の見方。延長線をイメージします。

手相の見方ー木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘エリア開始の運命線

手相の見方ー木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘エリアのエネルギー内容

木星に向かう実現可能な世界は『肩書を得る世界』

木星に向かう線は社会におけるあなたの存在がおおやけに認められる世界。肩書を得る世界かな。「先生!」とか「部長!」とか「社長!」とかもここ。「●●大学です」なんてのも目指すならここに向かう線が出やすい。
指導者としてリーダーとしての地位確立であったり、公的な試験へのパスであったり(受験、資格試験等)、目指す業界や世界でのお偉いさん。それらを目標とする人が良く出る線です。

土星に向かう実現可能な世界は『自己課題解消(=仕事)の世界』

この世界に生まれてきた後は自立して自分の足で生きていくことすべてが言ってみれば自己課題でもあるので、ここの実現世界は各自にとって多岐多彩です。そしてそれがその人にとっての『仕事』です。
仕事といっても会社で働いて金銭を得ることだけではありません。
自己の成長を課題とするならそのための勉学や経験も『仕事』。
周りからは趣味のようなものと思われても本人がそのことに没頭し磨きをかけることが今世の課題であればそれが『仕事』。
主婦であっても家族運営が自身の課題であれば『仕事』。
子育てだって莫大な社会貢献を伴う『仕事』です。
ただただ、生きているだけで『仕事』という方もいるでしょう。その生き様が周りを動かすのです。
それら『仕事を通じて』今世における課題解消を仕事という形で実現する世界です。
総じて縦の線は後天的に出るものが多いのですが、ここに向かう線が無い場合は特に、
・まだ本人の自我が目覚めていない(今後出現)
・その人のお役目が他者の仕事のサポート役
である場合があります。

太陽に向かう実現可能な世界は『あなたの才能・魅力が評価される世界』

太陽は自ら光り輝く存在。そうした存在としてあなたが他者から評価を得ることができる世界と言えます。自ら持つ才能や魅力が現実の世界で表現されること=自ら光り輝くことであり、それは本当に多岐にわたるでしょうし、社会の価値観とともに多様していくことだと思います。
その評価のひとつとして金銭による評価があるために、この太陽の位置に運命線があると『金持ちになれる!』という解釈が広がっていますが、それも1つの世界観にすぎないと小鳥遊は考えています。
なぜなら、魅力の評価ということで結婚、才能の評価として入試・入社ということも出ることがあるからです。
つまりは、そうしたことも含めた『豊かさ』が人生にもたらされるということと思います。自らの存在がもたらす『豊かさ』のある満ち足りた世界。その豊かさがどういうものであるかは各個人それぞれでしょうが、そうした世界が行く先に示されていると読んでもよいでしょう。

水星に向かう実現可能な世界は『コミュ力を生かし財を動かす世界』

水星の持つコミュニケーション能力を発揮し財を『動かす』世界です。財というとなんだか貯めるイメージですが、使うのも財です。なので財運というと得るだけでなく使うこと、そしてそれを本人が自覚して行っている場合にによく出ます。なので、幼くて自我が無いうちは出にくい線ですし、また成人であっても親からの援助や遺産等で本人が何不自由なく暮らしており、まわりからお金を持っているなぁと思われていても、本人に財を動かす才能や興味が無い場合はこの位置に運命線が現れていない場合が多いです。

本来の『財』という字、『貝』と『才』からなりたちます。『貝』は子安貝(貨幣)の象形。『才』は『川の氾濫をせきとめる為に建てられた良質の木』の象形から『お金や人に役立つもの』を表します。そしてこららのお金を動かすにも人の役に立つときにも必ずつきまとうのがコミュニケーション能力となります。
なので、あなたのコミュニケーション能力を生かし財を動かし(家庭を含む)社会に役に立っていくという世界がそこに広がります。
起業する、副業をする、投資をするといったこともコミュニケーション能力を発揮させ財を動かすことになります。

起点と向かう先を合わせてあなたの向かう世界への可能性の地図を読む

上記の運命線の開始位置であなたが得られるパワーを知り、向かう先の星で現実化される世界を見ることであなたの向かう世界を読むことができます。

例えば、月エリア(=『他人の力』)から開始した運命線が
①木星(=『肩書を得る世界』)に向かうのであれば、他者の応援を得て社会で一目を置かれる立場やお師匠様や先生と呼ばれる立場になるという世界に向かっていると読めます。

②土星(=『自己課題解消の世界』)に向かうのであれば、他者の応援を得て自身の仕事にまい進する世界にむかっていると読めます。

③太陽(=『才能・魅力が評価される世界』)なら、他者の応援を得て自身の取り組むことが評価され大人気になる、他者からの魅力評価でパトロンとなってもらう、結婚する、なんていうのもあるえます。人気稼業で成功するというのもあります。

④水星(=『財を動かす世界』)なら、他者の応援を得て商売が軌道にのる、他者から多くの出資を得て起業する、と読めます。

他の場合も同様に出発点でパワーを読み終着点で実現可能な世界を読んでいきます(‘ω’)ノ

ということで、当時のミニミニ講座は時間の都合もあり、前回講座の『才能を読む』そして今回の講座の『可能性の地図』の2本立てで実施しました。また、好評でしたら残りのメジャーライン(感情線・生命線)を中心に書こうかななんて思いますが、ひとまずはここで終了です。

ここまでお読みいただいて本当にありがとうございました。ご自身の手を観たり、親しい人の手をみたり。
可能性の地図、ぜひ読んでみていただければと思います。

記事)小鳥遊-たかなし-

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小鳥遊 陽柊(たかなし はるひ)
手相家・占い師。鑑定歴20年以上。自分の人生を輝いて生きると決めたあなた自身のこと―恋愛・お金・仕事・対人・運勢等―を詳しくお伝えいたします。
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