太陽線 種類は数あれど
手相家の小鳥遊です(・ω・)
前回太陽線について
太陽線は薬指下の太陽丘(成功・金運・名声・芸術性・表現力・美的センス)に向かって昇る線です。別名『人気線』『成功線』とも呼ばれる線で、創造性や芸術や楽しみごとによる自己の満足度や、人気や名声、豊かさといった金運、幸福度を示す線です。
と書きました。
これを運命線、この太陽線、そして次回あたりに説明する水星線(小指の下に伸びる別名『財運線』)の関係を植物で表した先生がいらっしゃいます。
運命線は人生の幹、太陽線は『無形の財』を示す花、水星線は『有形の財』を示す稔りの実、ということです。
『一花咲かす』とはよく言ったもので、まさに太陽線の様子は、日々の歩みの先に咲かせた花のようなものです。
ですので、運命線はあるが、太陽線が無い状態というのは、まだまだ花を咲かせていない状態=評価されるものがない、ともとれます。
太陽線は後天的に出現するものですから、まだまだこれから出てく可能性はいっくらでもありますヨ!
ということで、今回は太陽線の様相とそれらがどんな花を咲かせるのかを学びましょう。
(・ω・)イロイロアルヨ
複数の花を咲かせる|複数ある太陽線
これは豊かさの収入源、喜びの活動がその本数分あることを示します。それぞれが美しければよりよい充実を感じます。(図2)
なお、手相は単純に線があればいいとかではなく、その出る形状に大いに意味があったりします。
複数出る太陽線がV字や末広がりを形成する場合はより吉意が強まり大開運の相と考えられています。V字紋の太陽線とも呼びます。(図2-1)
先がフォークのように分かれて広がるのも同じく大開運の相です。(図2-2)
大輪の花を咲かせる|スターまたはクロスが重なる太陽線
3本以上の線が重なるのがスターと呼ばれる印で太陽丘に出る場合はエネルギーの充実を示して吉相です。
太陽線に重なって出るとさらに良く、大出世をして世間に認められる相と言われています。
『金花紋』とも呼ばれ財産にも恵まれる相です。女性は玉の輿相の1つとされています。(図3)
よく似た相にクロスが重なる場合があります。
クロスは2本の線が重なって出る印です。
図4の①のようにクロスがあったあとも太陽線が伸びる場合は失意や問題が発生しますが乗り越えて発展させる吉相の1つです。
しかし、②のように終点がクロスによって止められている場合は、エネルギーの漏れが生じ、失意による結末という凶相とみます。
混沌と咲き乱れる|グリルの太陽線
縦横に複数の網目模様に出る印をグリルと呼びます。
これは現れる場所のエネルギーがあれこれと複雑な状態であることを示しています。
赤丸のように太陽丘にグリルが現れているのは、あれこれとアイディアや創造力を巡らせている状態を示します。
(まだ何も形になっていない状態)そこから1本の長い太陽線が育ってきたら、そのアイディアが形となり成功する相となります。
さてさて、もしあなたが手相を観る立場であったなら、太陽線の喜びを伝えたいと思います。
ですが手相は変わるものですから、たとえすんごい大吉相だと読めたとしても、驕りを抑え(この相の場合は、たいていは驕りや天狗になることが失脚のタネになるため)、周囲への感謝をもっていくとより良い成功を得るという提言にとどめておくのが良いかな、と思います。
また、ご自身にあっても同じことがいえますヨ。
なんかね、太陽線万能感満載な感じで捉えられすぎてるかな、と感じます。
花は美しくとも散ることもありますヨ。
(・ω・)ネ!
記事)小鳥遊-たかなし-