タロット『女帝』『女教皇』とペルセポネ神話

女帝 × 女教皇:象徴比較

項目『女帝(The Empress)』『女教皇(The High Priestess)』象徴的対比・照応
果実としてのザクロドレスに描かれた実りの象徴(生命・多産)背後のヴェールの装飾(秘儀・知識)外に実る力 vs 内に秘める力
神話的照応ペルセポネの“地上への帰還”=春の訪れ・再生ペルセポネの“冥界滞在”=深淵との契約・知の試練季節の循環 vs 魂の通過儀礼
象徴する女性像母・豊穣の女神・創造の源巫女・門守の女神・知の番人母なる自然 vs 霊的な叡智
描かれる姿勢大地に座る、開放的、創造力の拡がり玉座に静座、閉ざされた空間、内省現実世界との接続 vs 隠された世界との接続
エレメントの対応地(Earth)=物質的な繁栄水(Water)=霊的直感・潜在意識可視の世界 vs 不可視の世界
自然との関係豊かな田園風景、川の流れ、実りのシンボル月・水・柱・ヴェール=神秘の構造四季の現象 vs 宇宙の構造

ペルセポネ神話とタロット象徴

神話モチーフ神話での役割『女帝』との関係『女教皇』との関係象徴的テーマ
ザクロの実冥界と契約を結ぶ果実。知の代償。ペルセポネの地上帰還→豊穣の象徴冥界滞在の確定→秘儀の象徴境界の鍵/通過の果実
季節の循環春=帰還、冬=喪失(農耕神話)春に命が芽吹く=『女帝』の繁栄冬に沈黙と再構築=『女教皇』の内省自然サイクルと魂の周期性
母と娘の関係デメテル(母)とペルセポネ(娘)母なる自然=生命の受容巫女としての成長=精神の独立受動性から主体性への進化
通過儀礼ザクロを口にすることで「運命を受け入れる」豊穣と再生の受容としての儀礼闇と知識を抱える者としての儀礼再誕のための“内なる下降”
二元性の抱合生と死、光と闇、上と下肉体的命の創造・維持精神的命の覚醒・探求統合された魂の両極

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