【手相 幸運編】50代以降、晩年が幸運な手相5選

【手相 幸運編】50代以降楽しみ!?晩年が盛運な手相5選

不安定な世相のせいか最近は晩年運について心配される方がグンッと増えたように感じます。
晩年、だいたい50代以降とすると、そのあたりに幸運・盛運が予想される相として定義されているものが手相には結構あります。
今回はその中でも、一般の方が判断しやすい手相 幸運編5選を紹介したいと思います。

1⃣感情線より上から出ている太陽線

手相 幸運ー木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘エリア開始の運命線

手相の見方ー木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘エリア開始の運命線

以前ミニミニ講座で解説に使った図ですが、この中の『太陽』の位置にでているような線を『太陽線』ともいいます。
この太陽線が感情線より上から出発しているものが万年筆でスゥ~ッと描いたように伸びやかにはいってるとなお吉相です。

晩年幸運盛運の手相ー感情線の上から出る太陽線

晩年幸運の手相ー感情線の上から出る太陽線

この太陽線がもたらすのは『自らの存在がもたらす「豊かさ」のある満ち足りた世界。』です。特に感情線より上から出発した太陽線は晩年に向けてその世界の現実化を体感することを示します。豊かさの定義はそれぞれ各自異なるので人によってはお金であったり、家族であったり、仲間であったり、作品への評価であったり人気であったりと様々ですが、そうした世界が50代以降に体感していくという相になります。

よくこの太陽線を『大金持ちに!』的な金運相として取り上げられているのをみますが、実際鑑定で感じられるのは『大金持ちに!』という派手な感じではなく、徐々に金銭面での心配がなくなっていき、そして金銭面以外の豊かさを感じる感性が磨かれていく方が多いのじゃないかなということ。
特に図示したように感情線から上の方に出現されている方は、生来真面目で誠実に事を成す方が多く、地道な努力の積み重ねで花が開くという感じです。いわゆる大器晩成ということなのですが、その土台の揺ぎ無さは最強とも言えます。

今は出現していなくても後天的に出現する線です。日々の暮らしの中で小さな恵み、豊かさの発見、自身への惜しみない投資がこの線を育てていくと思います。

2⃣浪費紋

名前としては何やら不穏な感じですが、2選目は『浪費紋』です。

晩年幸運盛運の手相ー浪費紋(人差し指下の横線)

晩年幸運の手相ー浪費紋

人差し指の付け根の第3関節に並行するようにすぅっと走る線。これ、『浪費紋』と言われています。
え~浪費って、あったらアカンじゃん!と思われたかもしれませんが、実はこれ、深い意味合いがあります。

浪費家と呼ばれる人はいろいろいるでしょうがこの『浪費紋』のある人の浪費はちょっと違います。この人の場合は、『浪費をさせられる宿命を負っている』というものなんです。そして使い方に特徴があってそれは他人に対して金銭を使うのです。

例えばそれほど収入が無いのにとても気前がよかったり、後輩や立場が下の人と一緒に食事に行くとついつい奢ってしまう。お客さんがあまり来ないような行商しているおばあちゃんを見て、たいした所持金もないのに持ってる分ほぼ全部で欲しくもない珍味を買ったり、果物を買ったり。

悪く言う人は『見栄っ張り』というかもしれませんが、他人を思いやる人情家だと言えます。そして奢られたり、購入してもらったりする方は喜びがあるわけですので、これも「徳」となって積み重なるのです。そうして積み重なった徳が人生の後半、だいたい50代から自分の利益となって還元されます。

私が拝見した方ですが。会社のプロジェクトでの残業時は自分のポケットマネーでチーム全員の夕食の出前代を出したりしてた方。
その方はお金に困ったときは必ず思いもよらない収入があったり、事業につながるアイディアが湧き、即金を稼ぎ出したり。それが歳を重ねるほどに金額もどんどん上がっていっているようです。(現在進行形)

この線の数が多く線が深く刻まれているほど浪費の傾向は強くなります。そして線が長くなればなるほど浪費させられる期間が長くなります。でもその分、積み立てた徳も大きくなるので、見返りも大きくなっていくというものです。
情けは人の為ならず。というのを顕現したような相ですね。

3⃣九羅紋と財富紋

親指の第1関節と第2関節の間に、格子状、あるいは縦横問わずに複雑に細かい線が絡み合って現れている相。

晩年幸運盛運の手相ー九羅紋(親指の文様)

晩年幸運の手相ー九羅紋(親指の文様)

これが蓄財の多寡を示します。複雑なら複雑なほど、財を獲得し得ると読みます。これを『九羅紋(くらもん)』と呼びます。
これは臨機応変な決断力、行動力が高い人に出る紋です。親指は一番最初にできる指でその人の行動力を記録する場所なのかも・・・とか最近考えています。
つぎにこれをご覧ください。

晩年幸運盛運の手相ー親指の横線

晩年幸運の手相ー親指の横線

親指の第1関節と第2関節の間の、3等分したあたりの上部に明確な半円形の横線※がある相(※指の関節線と同じぐらいのしっかりした線です。)
これは若年期(20歳前後から)か、もしくは独身期の財運が良好なことを示します。両親や祖父母からの遺産・親友や年長者からの贈与といった受領財から、本人の才覚を生かした事業所得による財です。ギャンブルや宝くじといったものはありませんよ。
これに最初の『九羅紋』を合わさると最高の『財富紋(ざいふもん)』に進化します。

晩年幸運盛運の手相ー財富紋

晩年盛運の手相ー財富紋

これは若年から老年まで、富の循環が続く紋といわれています。一生食べるに困らない相です。これの亜種といいますが、大器晩成的なのが次のようなパターンです。これが3選目の相。

晩年幸運盛運の手相ー財富紋(亜種)

晩年幸運の手相ー財富紋(亜種)

親指の第1関節と第2関節の間の、3等分したあたりの下部に明確な半円形の横線※があり、その下に『九羅紋』が出る相。(※指の関節線と同じぐらいのしっかりした線です。)この場合、その人は満42歳以後に事業の確立を果たし個人的な財産をも獲得し得るとあります。占術をあれこれ研究しているとなぜか42歳転機説にぶつかることに。おそらく星の位置関係かと考えています。

この相のある人は、中年期以降の事業運が非常に好調と読めます。晩年期を迎える頃にはかなりの盛運となりえます。楽しみな相ですね。

4⃣六花紋(木星丘のスター)

晩年幸運盛運の手相ー六花紋(木星丘のスター)

晩年幸運の手相ー六花紋(木星丘のスター)

3本以上の線が交差するものを「スター」「星紋」と呼び、幸運紋のように扱われていることもあります。ですが、実際はそうではなくかえって凶相であったりもしますので、一概には言えません。その判断には構成する線を分解していくというものがあり、障害線という凶線が含まれたりすると幸運とは呼び難い運気と言えます。
ただ、木星丘上で現れる線は縦方向であっても横方向であっても名を持つ吉線であることが多く、これらが交差して織り成すスターは大吉相と言えます。これを別名『六花紋(ろっかもん)』と呼び大出世の大吉相とされています。これが4選目です。

例えば例の図でいけば
a:引き立て線(目上の人や実力者からの援助運)
b:希望線or向上線(本人の努力により社会的地位向上を成し遂げる)
C:マネージャー線orリーダー線(集団における管理能力指導力の高さで運を開く)
と他者からの運、本人の努力、本人の能力と重なるので大出世と読みます。これらの運と実力が十分に発揮されるのはやはりそこそこの年齢と経験を重ねたのちとなります。

各線の細かい意味はさておいて、この木星丘にスターが出現されている方は、非常に働き者で努力家、そして野心家。それゆえに晩年は大出世する運を持っていると言えます。
なお、一般にはスターは短期間で消えるようなことを言われているようですが、この六花紋はその方の性向をも示すので一度出現すると形の変化はあっても消失するようなものではありません。

5⃣昇り龍線が生命線の中以降に出ている

さて、最後5選目に紹介するのは『昇り龍線』です。いかにも開運しそうな命名です。

晩年幸運盛運の手相ー昇り龍線(多数の開運線)

晩年幸運の手相ー昇り龍線(多数の開運線)

おそらくは最近に名付けられたものかなと思っていますが、生命線から多数の開運線が立ち上っている相を言います。1本2本だと、それは開運線であったり向上線であったりと呼び、これも顕現している時点の年齢での幸運を読むのですが、この線が3本以上龍の背びれの様に見える場合を特に『昇り龍線』と呼ぶようです。
構成する線は薄くても長さが1mmといったものでもよく、縦方向指先を上にむかって伸びているものをさします。

生命線から伸びるわけですので、本人のがんばりも必要とするのですが、特に生命線の中間部分から手首方向にかけて出現しているものは中年期から晩年期かけて幸運期、人生の充実期が訪れると読みます。
ちょっと専門的になりますが、この出現場所は、気の流れから行くと次のよう場場所になります。

気の流れー坎(水)から離(火)へ

気の流れー坎(水)から離(火)へ

気の流れは手首から指先に大きく6つの道があると言われていますが、そのうちの坎(水)から離(火)へ流れていく気が、ちょうどこの後半部分に出る昇り龍線の出現部位と重なります。
そのため、「水」と「火」のエネルギー(火水-かみ-神)があわさりもっとも「元氣(宇宙の氣との合体)」になるというラインになります。
このラインのエネルギーがこうした細かい縦線となって生命線上に出現している、というふうに私は解釈しています。

この昇り龍線があるということは、神のエネルギーを得て運を開いていく様とも読めるのです。素敵ですね。

今はどの線もなくても・・・

後天的に出現するものが多いので、今は無いよという方も今後出る可能性はありますし、紹介したもの以外でも複合して判断する相などいろいろありますので心配なさらずに。
そして、今、あるぞ!という方。そのまま自信をもって前向きに日々を生きていきましょう。
記事)小鳥遊-たかなし-

手相鑑定・占い・ご相談メニュー

 

関連記事

手相鑑定のご案内

手相鑑定。占いお問い合わせ

占術家&マネージャー紹介

小鳥遊 陽柊(たかなし はるひ)
手相家・占い師。鑑定歴20年以上。自分の人生を輝いて生きると決めたあなた自身のこと―恋愛・お金・仕事・対人・運勢等―を詳しくお伝えいたします。
右はマネージャーのChikaさん。
も少し詳しいprofileは→こちら

最新の記事

  1. はじめての手相講座(51)指紋 美意識鋭い多情多感の相

  2. はじめての手相講座(50)指紋 意地っ張りな企画屋の相

  3. はじめての手相講座(49)指紋 好奇心旺盛の相

  4. はじめての手相講座(48)指紋 有終の美の相

  5. はじめての手相講座(47)指紋 金持ち相

人気記事

  1. はじめての手相講座(29)感情線 見方|終点が示す愛憎劇

  2. はじめての手相講座(16)手相で挫折あるある

  3. V字紋 手相|ヌコ神れーにゃのメッセージ【14】

  4. はじめての手相講座(4)掌は箪笥|手相 厚み

  5. 手相で性格を知るのに役立つ秘密のエリア

TOP