ソロモンの環 手相

ソロモンの環は人差し指下の木星環のこと。木星丘の意味を強化する補助線

人差し指の付け根に半円を描く環がある
君!君は非常に洞察力に優れた知恵者。
その知恵と経験で得られた恩恵を他者にも伝授する素敵な人。
他者の悩みや苦しみも君はその問題の根底をよく理解し、
より良い方向に導ける人ニャ!
これは木星環とも呼ばれている補助線で木星丘の持つ意味を強めるもの。その木星丘は、人差し指のエネルギーを貯蔵するところですから、言い換えれば人差し指の持つエネルギーを強めるものと言えます。
人差し指は、指導するときや指示するときに使われる指です。
なんだか偉そうだったり、権威をもってたり、指導力をもっていたりと感じますね。
わりとそのままなイメージのエネルギーですよ。
指導・支配の力を持っています。その力が非常にポジティブな方向に出るのがこの木星環です。
力づくで人をコントロールするのではなく、相手を理解し、よりよくなる方向へと指導する力が増幅されるという感じでしょうか。
その理解力の早さや深さが卓越し、的確に道を指し示す様子がこの線にはあります。
さて、その『ソロモン』という名について考えると
Wikiではソロモン王のことを、
『神がソロモンの夢枕に立ち、「何でも願うものを与えよう」というと、ソロモンは知恵を求めた。神はこれを喜び、多くのものを与えることを約束した。ここからソロモンは知恵者のシンボルとなり・・・
とあります。ソロモンとは知恵のある人の代名詞みたいなものでしょうか。そして
ソロモンの指輪という指輪をはめて動物や植物との会話もした
とあるので、木星環をソロモンの指輪に見立てて、ここにその指輪を持つ人は動物や植物とさえ交流を持てる、それほどに相手の心読んだり察知したりできるということなのかもしれません。
ただ、一方で
『彼の野心的な事業は重税と賦役を民衆に課した』『晩年、民衆への負担が激増していく中で享楽に耽ったため財政が悪化。』
と野心と支配欲に溺れ指導力を失ったソロモン王の姿もあります。
故にソロモンの環を持つ方は、そのことを反面教師として自身の持つパワーをコントロールしていくことも求められて名づけられているのかなと、小鳥遊は思っております。
線や紋があるということは種があるということです。種に気づくと、それはいつしか芽を出します。
気づいた芽には光が注ぎこみ、大きな花を咲かせます。
あなたの手からも素敵な幸運の種が見つかりますように。
記事)小鳥遊-たかなし-