【心が整う運のお話|Vol.16】好きと得意は、黄金の種

小さな喜びが、豊かさになる

「好き」と「得意」は、
心の奥にそっと埋まっている、小さな『黄金の種』。

はじめから大きな花を咲かせる必要はありません。
むしろ、目立たないまま忘れられていたようなものの中にこそ、
大きな豊かさの芽が眠っていることがあります。

たとえば・・・
昔からずっと好きだったこと。
誰に言われなくても、つい夢中になってしまうこと。
周りの人から「上手だね」と言われたことがあるけれど、
自分では特別だと思っていなかったこと。

そういう心が軽くなる瞬間の中に、
あなただけの種があります。

その種に少しずつ水をやるように、
時間をかけて育てていく。
焦らず、比べず、毎日ほんの少しだけでも向き合ってみる。

するとある日、
誰かがそれを「ほしい」と言ってくれるかもしれません。
「教えて」と頼んでくれるかもしれません。
あるいは、あなたの好きに触れた誰かが、
自分自身を思い出して、また一歩を踏み出すかもしれません。

そうやって、好きや得意は、
まわりとやさしくつながっていきます。

それがやがて、お金になることもあるでしょう。
それは、単なる収入以上の価値です。
自分が大切にしてきたものが、誰かの役に立つ。
それは、人生の中で得られる最上級の豊かさのひとつです。

そして、その果実を生むために大切なのは、
まずは「これは自分にとって、大切な種だ」と気づくこと。

無理に大木にしようとしなくていい。
少し陽の当たる場所に置いて、
たまに声をかけて、水をあげて、
それだけで、ちゃんと芽吹く準備は進んでいるのです。

「好き」と「得意」は、
あなたにしか育てられない小さなサイン。
それを信じて育てていくと、
やがて道しるべのように、豊かさへと導いてくれます。

今日、小さな喜びを見つけたら、
どうかそれを見逃さないでください。
それがきっと、未来のあなたを支える果実になりますから。

記事)小鳥遊

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