【心が整う運のお話|Vol.2】雨の日の神社で運を整える

雨は、空から降りてくる浄化のしずく

雨は、空から降りてくる浄化のしずく。
人の手が届かない高みから、すべてを洗い流すように、そっとこの世界に降りてきます。

晴れた日には見えないものが、雨の日には浮かび上がることがあります。
それは記憶の断片かもしれませんし、心の奥に沈んでいた感情かもしれません。
静かに雨が降る日は、世界がひとつ静まって、私たちの内側に“深く潜る”ための入口が開かれるように感じます。

そんな雨の日、もしお時間が許すのなら――神社に足を運んでみてください。

神社という場所は、それだけでも清浄な空間ですが、雨のしずくが葉を打ち、石段を濡らし、鳥居の向こうの空気までもが澄んでゆくような静けさの中では、その神聖さがいっそう深く肌にしみ込んできます。

人も少なく、音も少ない。
ただ雨音と、あなたの呼吸だけがそこにあります。

「神様の気配が、いっそう近くなるのは、雨の日の神社かもしれません」
これは、雨の日にしか感じられないご縁のかたち。
しっとりと濡れた木々や、鈍く光る石畳の中に、ふだんは見えないものたちの“存在”が、そっと現れるのです。

運を整えるとは、大きな幸運を引き寄せるということだけではありません。
日常の中に埋もれてしまいがちな「本来の自分の感覚」に、もう一度触れること。
それが、ほんとうの意味での“整える”ということではないでしょうか。

雨の日の神社で、傘をさしながら歩く道のり。
手水舎で指先を湿らせたときのひんやりとした感覚。
誰にも見られていないような時間の中で、あなたはほんの少し素直になっている。
そんな瞬間こそが、運を静かにほどき、整えてくれるひとときなのだと思います。

少し濡れてもいい。
足元がぬかるんでもいい。

空から届いたしずくのなかに、
あなたの心もまた、そっと澄んでゆくのです。

運とは、ただ強く握りしめるものではありません。
静かに“ゆだねる”ことで、向こうから流れ込んでくることもあるのです。
雨の日の神社が教えてくれるのは、そうした“ゆるすこと”“あずけること”の大切さかもしれません。

もし、なんだかうまくいかない日が続いたとしても、焦って好転を求めるより、ただ雨に濡れてみる時間もあっていい。
「なんとかしなきゃ」と思いすぎた心を、そっと手放してくれるのが、雨のもつ浄化力なのです。

運を整えるとは、自分と深くつながること。
そして、自分を超えたなにかと静かに呼吸を合わせること。

雨の日、足元に気をつけながら歩くその時間が、あなたの心を整え、ふたたびやさしい運を引き寄せてくれる道となりますように。

記事)小鳥遊

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