手相 爪から読み解く心の在り方
先日は掌の様子を観ました。
本日は爪をテーマに読み解いでいきましょう。
爪は手の中でも一番先端に在ります。
身体のもっとも外側の手のさらにもっとも先端ですので、外部と自分との接点ともいえます。
なので爪は
・今現在のその人の周りの環境に対する心の在り方
を良く表しています。
心の在り方が変わると爪の形も変わります。
では実際に爪に着目して観てください。
左の方の手のほうが爪は細く長い、右のほうの手のほうが爪は丸く短いですね。
相術は印象・感じることが大切です。
パット見て感じること・・・・、
・爪が細長いほうが丸く短いほうよりなんか流行に敏感そう
・爪の細長いほうが丸く短いほうよりおしゃべりしそう
・爪の細長いほうが丸く短いほうより動きまわりそう
比べると一層いろいろイメージが浮かぶかと思います。
そのイメージを大切にしてください。
それぞれをもう少し整理して方向性を示します。
■爪が細く長い人は
・流行に敏感
⇒一般大衆に人気の情報収集をする才能がある
⇒自分の社会的な評価を高めようとする才能がある
・おしゃべり
⇒初見の人にもコミュニケーションをとる才能がある
・動き回る
⇒自ら能動的に外へと切り込む才能がある
という感じで他とのペースや足並みを重視し、一般的に人気のあるものを広く収集する傾向があります。
爪が細長い⇒楕円形や長方形もこのグールプです。
■爪が丸短い人は
・流行にこだわらない
⇒自分が本当に興味があることだけを追求する才能がある
⇒自分をわかってくれる人だけわかればいいという芯の強さがある
・おしゃべりは自分からは積極にしなさそう
⇒必要時、必要なことのみ見極めて話す才能がある
ただ、自分のフィールド内・自分の得意話題には結構多弁傾向です。
・動き回らなそう
⇒ネットや通販など、最小限の労力で受動的に集める才能がある
という感じでマイペースを重視しマニアックに凝る傾向があります。
爪が丸短い⇒円形や正方形もこのグールプです。
爪は今現在のその人の周りの環境に対する心の在り方
例えば『爪を噛む』という行為があります。
爪は外部と自分との接点でもあるのですが、そこを自ら損傷させるのですから、
『外部と接触したくない』
という気持ちを示していると相術的には考えます。
平たく言えば心を閉ざしている状態です。外部と接触するのが不安な状態なのです。
爪噛みを注意する前に、心のケアを優先させるほうが改善すると思います。
また、爪が割れたり、欠けたりすることがあると思います。
これは相術的には対人関係とのトラブルを注意勧告していると読みます。
小さく収めるためにも、欠けたところを削って滑らかにする等のケアも効果があると考えられます。
指の種類によっても示す内容が変わることもあります。
爪に黒い線がはいったり、爪がデコボコとなるのは病変を示すことが多いので、それも注意してみます。
病変で意思疎通がしにくいという形と読むのです。
(相術師は医師ではありませんので、病気を診断することはできません。)
■相術を生活に生かす
相は状況を示すのですから、そこを逆手にとって、成りたい状況を相で先に実現させて改善することが可能です。
この考えが風水に生かされています。
古くは家相、墓相、最近では開運メイクや開運ネイルなどもこの考えを生かした開運法でもあります。
外部に振り回されて疲れてしまう、という時は外部からのエネルギーを取り入れないように、爪を短く丸く切っておきます。
逆に流行に敏感でありたい、情報をキャッチしたという時は、ネイルなどでつけ爪をして細長くさせます。
爪と言えども、あなたの一部です。
あなたの情報が詰まっています。
記事)小鳥遊-たかなし-